ここりんくブログ

リハビリ~立ち上がりのお話①~

2024年10月21日

こんにちは。

 

10月中旬になって、やっと秋の気配を感じるようになりました。

少しづつ街路樹も色付き始めました。

 

アデノウィルスが本当に大流行しているようです。

くれぐれも手洗い・うがいを忘れないようにしてください。

 

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

 

 

福祉用具のお話をさせて頂いておりましたが、

今日からは、リハビリについてのお話をさせていただきます。

 

~立ち上がりのお話①~

人が生活・動作する中で、必要となる

「立つ」「座る」「歩く」等の動きを基本的動作能力と言います👟

 

その中でも、意外に難しいのが「立ち上がる」「座る」動作です❗️

(身体機能によって個人差はあります)

 

ポイントを少し意識するだけでも、

動きが変わってくるので、ご紹介したいと思います。

 

①支持面の確保

 

足裏や杖・歩行器や椅子の脚など、

体を支える箇所を結んだ範囲の事を、支持基底面といいます❗️

 

この支持基底面から重心がはみ出してしまうと、

ふらつき・転倒してしまう形になります💦

 

この支持基底面をしっかり確保するために、

・両足は肩幅に開き

・足裏全体がしっかりと床につく様にすると、

 

 

重心がはみ出しにくくなり、安定感を得ることが出来ますよ🦶

(ただし、極端に支持基底面を広げすぎると、

動きにくくなる場合があるので、ご注意ください💦)

 

 

②重心の動き方

 

立ち上がり始め(お尻が浮く前)に、体を前にかがめて、

つちふまず〜爪先辺りに向けて前下方に一度体重を移動

 

 

写真の黄色矢印の様に移動させてあげるだけで、

すっと立ち上がり(お尻が浮き)やすくなるんです🧍‍♂️

 

足をつく位置を少し手前側に引くだけで、より重心を足先に乗せやすくなりますよ❗️

 

③上半身の姿勢

 

立ち上がる為の足の力を有効に活用するためにはお腹や背中の力も、

実は重要な要素なんです!

 

立ち上がる際に、体が丸まった(猫背)状態だと、

②でお話した重心が爪先に乗らず、

なかなかお尻を椅子から浮かせることが難しくなってしまいます。

 

なので、出来るだけ胸を張って、骨盤からしっかりと

前にかがむ・かがんでいる際は背筋を延ばし、

目線はやや前方の床を見る事で、足の力を有効活用できるようになります!

 

元気な時は何気なくしている動きも、

体力が低下した際にはとても大変に感じるものです💦

大変と思うと動きたくなり、さらに動きにくくなる悪循環に陥ってしまうので、

ポイントを押さえて、出来るだけ楽に活動を維持出来るよう、

参考にしていただけると幸いです❗️

 

Uesugi

 

 


\訪問看護ステーションここりんく/
楽しいメンバーとあなたが培った経験を
活かして働きませんか
スタッフ大募集中!
《看護師》
(正社員・パート)
ぜひ一度見学に来てみてください!
電話・メールでお問合せください!

ここりんくでは仲間を探しています。
私たちと一緒に働きませんか?

訪問看護ステーションここりんくに関する
ご質問などお気軽にご連絡ください。